公務員とTOEICと備忘録

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(男女共同参画社会) 公務員試験の論文を書いてみた

公務員試験の論文の自作例について書きたいと思います。
特別区試験の論文について、自分なりに考えて作ってみました(模範解答ではありません)。
参考になれば幸いですが、責任は負いません。
自己判断で、論文の勉強の材料にしてみてください。

 

公務員試験 無敵の論文メソッド

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(男女共同参画社会)

男女共同参画とは、男女が社会で対等な社会の構成員として、均等にあらゆる分野においての利益を享受し、また責任を負うことである。そして、日本でも男女共同参画社会を実現するために様々な施策が行われてきた。1985年には男女雇用機会均等法が成立し、1999年には男女共同参画社会基本法が成立した。しかしながら、男女共同参画社会の実現にはまだまだ不十分であるということが現状である。

実際にどういう面で男女共同参画がなされていないと考えられているのか。顕著なところは子供の育児に関しての面である。女性の年齢別就業率を見てみると、30代の女性の就業率は他の年代と比べて低くなっている。これは、子供が生まれ子育てに専念している女性が多くなるため就業していないことを表している。そして、欧米など他国を見てみるとこの30代であっても女性の就業率はそれほどの減少は生じていないとされており、日本でも30代女性の就業機会を高めることが求められている。

加えて、女性の管理職や国会議員の比率が低いことも問題とされている。女性の管理職の割合、そして女性の衆議院国会議員の割合はそれぞれ約10%ほどとなっている。こうしたことから、男性と女性との間で大きな差が生まれているとされているのである。このような女性の昇進などへの対応も求められているのである。

このような男女の差はなぜ生まれるのか。一番大きいのは育児によるところである。育児と同時に女性が職場を離れ、育児に専念するというケースが多い。そして、一度職場を離れると再就職先も限られてしまい、その後の昇進についても難しくなってしまう。実際、企業の女性管理職に関してのアンケートでは、女性が育児で仕事を離れてしまう、仕事を離れてしまうと能力向上が難しくなってしまうため昇進させにくいという声が聞かれる。さらに、女性自身についても職場で管理職への昇進を希望している割合が約20%と低いため、希望者が増えない限りは女性管理職を増やすのは難しいという面もある。

しかしながら、近年女性が仕事で活躍する場面は増えており、企業でも女性ならではのアイディアなどを期待する声も上がっている。行政としても、女性が男性と対等の立場とされるような対策を進めていかなくてはならない。例えば、保育所の整備は急務であるとされる。女性が男性同様働き続けるためには育児へのサポートが必要である。そして、保育所はそのサポートに大きく貢献する。待機児童問題が生じている中でいかに保育所を整備するかが重要となるであろう。また、今後高齢化が進むにつれ介護の問題も生じてくる。介護を行いながら働き続けられるような環境整備も必要となろう。福祉・介護サービスの充実を図り、またNPOなどの団体と連携を深めることで介護サポートの範囲を広げていくことも大切である。加えて、企業へも女性が活躍している企業の例を示し伝えるなどして、女性が活躍できる環境整備を進めていくよう働きかけを続けていかなくてはならない。

男女共同参画社会を実現させるためには、単に法律を整備するだけでは不十分である。実際の生活環境に男性も女性も対等に生活できる環境を整備することが大切となってくる。

 

2018年度版 公務員試験 論文・作文

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